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きっかけ

山根川探検へすすむ

 小宅小学校があるたつの市は,童謡の里と呼ばれています。その理由は,たつの市が,童謡「赤とんぼ」の作詞者である三木露風さんの生まれた場所だからです。三木露風さんがふるさと龍野(当時は漢字表記されていました)を思いうかべ「赤とんぼ」のうたをよんだ時は,まちに赤トンボ(アキアカネ)がとびかっていたそうです。しかし最近は,農業の仕方やまちの環境が変わり,赤トンボ(アキアカネ)を目にすることが少なくなりました。
 そこで2008年,たつの市のおじさんたちが集まり「赤トンボを増やそう会」が結成されたのです。
 小宅小学校では,2年前から,3年生になると学校東を流れる山根川で環境学習をしてきました。地域のお年寄りと川のクリーン作戦にも取り組んできましたが,なかなかゴミはへりませんでした。
 昨年の3
年生は,山根川のクリーン作戦だけでなく,「赤トンボを増やそう会」とおじさんに協力しながら,アキアカネについて調べましたが,残念ながらアキアカネにあえませんでした。

 右のかん板は,2008年度の3年生が作成したものです。このかん板は,小宅小学校の中庭に立っています。
 4月末,ひびきタイム(総合的な学習の時間)のスタートの日,このかん板が,先ぱいたちから受けついたバトンとなりました。このかん板を見ながら,今年の3年生140人は,「赤とんぼがとびかうまちに近づけるよう,私たちにできることを考えよう」と意気込み,みんなで学習の見通しを立てました。

学習の流れへ 

 最初に,先ぱいたちが昨年したことをもとに,できること,やってみたいことを出し合いました。
それをみんなで,まとめていくと,大きく2つの目的ができました。それが次のとおりです。 

「市のグループ,昨年の先ぱいたちの取り組みを引きついで」

@山根川の近くを「小宅自然大好き村にしよう
Aアキアカネをはじめ,生き物の気持ちになって,まちをきれいにしよう