平成30年度 新たな課題に対応した人権教育研究推進校としての取組

平成30年度 新たな課題に対応した人権教育研究推進校としての取組

1 研究当初の児童生徒の状況と課題

 本校は児童数900名を超える35学級の大規模校である。市の中心部にあり、校区は広く新興住宅地も多く近隣地区はもとより、他地域からの転入者も多い。そのため、価値観の多様化により児童相互の人間関係が構築しにくいこともある。学級担任は道徳や人権教育の授業実践に取り組むとともに、学年や専科の教諭、スクールカウンセラー等と連携を図り、校内委員会で話し合ったり、関係機関と連携したりして、可能な限りの指導や支援を行ってきているが課題解決にはまだ十分に至っていない。

 

2 研究テーマ

「人とのかかわりを大切にしながら、人権感覚を高め、未来を切り拓く子の育成」

 

3 ねらい
 ○学ぶ意欲や活用力を育て、自己についての肯定的な認識を形成するように支援する。
 ○人権問題を正しく認識し、認め合い、支え合い、高め合う集団作りを通して積極的に
  解決しようとする意欲を高める。
 ○児童虐待やスマホのメールにおけるトラブル等、児童にかかわる課題解決に向けて、
  関係機関との連携を図り、取組を推進する。
 ○人とのかかわりを大切にしながら、自立向上の精神と思いやりの心を育てる。
 ○家庭・地域社会との連携を深め、課題を明らかにし、一人一人を大切にした教育指導
  を進める。

 

4 具体的な取組

(1) 研究の概要(様式1)
(2) 各領域における取組
  ア 教科における取組
     ・取組の概要(様式2)    ・指導案    ・実践のまとめ

  イ 道徳における取組
     ・取組の概要(様式2)    ・指導案    ・児童の感想

  ウ 特別活動における取組
     取組の概要(様式2)    ・実践のまとめ

  エ 総合的な学習の時間における取組
     ・取組の概要(様式2)    ・実践のまとめ

5 成果と課題
(1) 成果
  ○ 学校評価の児童調査では、「友だちに優しく接することができる」という項目が
     この2年間で大きく増加してきた。
  ○ 学級の実態や個々の課題に応じた新たな人権課題に対応した学習をどの学年・
    学級でも進めることができた。年間を通した人権の授業や様々な立場の人と接する
    活動により、児童に課題解決に向けた意欲をもたせたり、正しい知識をつけさせ
     たり、判断し、実践化につながる力をつけさせたりできた。
  ○ 生活指導面では、校内外での問題行動が減少し、重篤化する前に解決をすることが
    できたことで、担任が子どもたちと一緒に遊んだり話したりする時間の確保につな
    がった。その結果、不登校児童が減少している。
(2) 課題
  ● 作成したカリキュラムを生かして、継続的・発展的な人権学習を行い、人権文化に
    満ちた学級・学校づくりを進める。
  ● 教師が人権教育についての専門的な研修を深め、共通理解を図りながら実践を
    進める。